【商標スクエア】3月4日、ソニーグループ株式会社(以下「ソニー」という。)と本田技研工業株式会社(以下「ホンダ」という。)は、両社間でモビリティ分野における戦略的提携に向けた基本合意がなされたことを発表した。具体的には、ソニーが保有するイメージング・センシング、通信、ネットワーク、各種エンタテインメント技術の開発・運営の実績と、ホンダが長年培ってきたモビリティの開発力、車体製造の技術やアフターサービス運営の実績を持ち寄り、利用者や環境に寄り添い進化を続ける新しい時代のモビリティとモビリティ向けサービスの実現を目指すため、戦略的提携に向けた協議・検討を進めることに合意したというものである。
合意の概要に関しては、今後、両社で合弁会社を設立し、新会社を通じて、高付加価値のエレクトリック・ビークル(EV)を共同開発・販売し、モビリティ向けサービスの提供と併せて事業化していく意向を確認しているという。
両社のプレスリリースでは、新会社の名称や商品のブランドに関する事項は触れられておらず、今後両社で検討を図り、明らかになっていくと思われる。
適時開示情報
ソニーグループ株式会社「本田技研工業株式会社とのモビリティ分野における戦略的提携に向けた基本合意に関するお知らせ」(2022年3月4日)
本田技研工業株式会社「ソニーグループ株式会社とのモビリティ分野における戦略的提携に向けた基本合意に関するお知らせ」(2022年3月4日)